キャブレターはメンテナンスでここまで変わる! PART.2

さて、前回の記事の続きになります。

凄まじい汚れのキャブレターを再生すべく次はメンテナンスをしていきます。

前回は底部のフロート室が綺麗になりましたので、今回はさらに中枢部分をメンテナンスしていきます。

中枢部は構造が複雑なのでブラシが届かなかったり、汚れを掻き出せなかったりとなかなか手間がかかります。

ガソリンの成分が沈下して固着し、ギトギトに固まってしまっていますので各部を分解して汚れを取り除きます。

エンジンコンディショナーと呼ばれるケミカルとブラシ等のツールを使い分解した各部をひたすら洗浄です。

液剤に漬けては汚れを削り、漬けては削りの繰り返し。  相当の年月不動の車輌だったのでしょう。

洗浄によりステンレスバットに溜まってきた液剤がかなり汚れていますね。

細かな穴と管が組み合わさっているキャブレターにこれだけの汚れが詰まればエンジンも相当な不調が生じるでしょう。

恐らくこのマシンの場合はキャブレター以外もメンテナンスが必要になってくるかと想いますが、まずはここからです。

これも内部のフロートバルブを押さえ留めている重要なパーツですが、少し錆ついていますので逃さず落とします。

これらのパーツは、錆などがガソリンに細かく分解されて混ざり込んでしまうため気化器が詰まる原因になることが多々あります。

酷い状態だったキャブレターもやっとここまで綺麗に。

組みつける前に全ての通気口と穴が機能しているかを実際に液体を流して確認し、エアブローをしてから組み立てていきます。

整備開始から数時間、遂に完成です。

最初の状態と比較すると見違えるほどピカピカになりました。

本来、オートバイは定期的に動かしてやるのが一番ですが、中々時間がとれずに長期間放置してしまうこともあります。

そうなってしまうとキャブレターが詰まったり、エンジンが不調になりますので是非一度このようにメンテナンスされてみてください。

久々のツーリングでやっとバイクに乗れる、と言うと期でもシャキッと走ってくれますよ!

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この記事を書いた人

藤井 謙汰
藤井 謙汰

ホンダのワークスライダーだった藤井璋美を祖父に、レーシングチームを運営するTSR現代表の藤井正和を父に持つ。小学6年生のときからバイクに乗り始め、2005年からは鈴鹿サーキットで開催されている若手ライダー対象のレーシングスクール、SRS-Jに入校した。

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