NS400R・キャブレターO/H日記

メカニック渡部です

1985年式 ホンダNS400Rのキャブレターオーバーホール作業です。
1年ほど放置してしまいエンジンはなんとかかかったが調子が悪いとの事でMotoUPへ入院です。

キャブレターがオーバーフローしガソリンがポタポタと落ちアイドリングがままならない状態でした。

まずは慎重に分解です
何せ1985年当時の部品の部分が壊れない様に神経を使います、純正部品のほとんどは生産終了していますので
ヒビだらけの部品でさえ大事に扱います。

そしてキャブレターを分解、、、
1年放置と言う事でしたが多分それ以上に前から調子は良くなかったと思う内容でした。

エキゾーストチャンバーの中もガソリンがたっぷりと入っていました。

キャブレターのパッキンやジェットなど1式セットになってお手頃価格なキースターの製品でキャブレターはOH完了です。

しかしインテークマニホールドを覗くと、、、
カーボンリードバルブが割れて居なくなっている、、、

せっかくのOHをしたキャブレターを装着してもこれでは
不調のままです

お客様と相談させて頂き
DMRJAPAN様で販売している樹脂製のリードバルブと
ガスケットセットに交換が決まりました。

未だにこういったメーカーさんが貴重な部品を販売してくれていて助かりました

部品が届き次第組み込みし、エンジンを始動調整となります!

こういった作業も随時受け付けています!
是非MotoUPへご相談ください!